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世界遺産に登録された博物館島を中心に15の美術館からなるベルリン国立美術館群は、人類70万年の歴史に及ぶ文化財を所蔵。本展はベルリン国立美術館群のなかでも絵画館、ボーデ美術館、素描版画館の3館のコレクションにより、15世紀から18世紀までの400年にわたるヨーロッパ美術の歴史を、絵画、彫刻、素描作品107点を通じて紹介する。光の天才画家、フェルメールの数少ない作品のなかでも傑作の呼び声が高い、《真珠の首飾りの少女》も初来日する。
写真:ヨハネス・フェルメール《真珠の首飾りの少女》1662-65年 ベルリン国立絵画館
© Staatliche Museen zu Berlin

大英博物館が誇る『死者の書』コレクションから、全37mの世界最長の『死者の書』、「グリーンフィールド・パピルス」の全容を日本初公開するほか、ミイラや棺、護符、装身具など約180点で、古代エジプト人が祈りを込めた来世への旅路を追体験する展覧会。
写真:フウネフェルの『死者の書』口開けの儀式の場面(部分) 新王国時代・第19王朝・前1280年頃 All photograph © The Trustees of the British Museum

多色刷りの質の良い絵本がヨーロッパで花開いた19世紀後半から20世紀初頭。その黄金時代の先駆けをつくった画家、エルンスト・クライドルフ。本展覧会はクライドルフ協会・財団とベルン美術館の全面協力のもと、美しい自然と豊かな芸術の国、スイスで育まれた画家クライドルフの世界を、絵本原画を中心とした約220点の作品でたどる。
写真:『花を棲みかに』より 《まま母さん》水彩、墨・紙 1926年以前 ベルン美術館 ©ProLitteris,Zϋrich

「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションを紹介。日本でも人気の作家、フェルメールの傑作「真珠の耳飾りの少女」が来日する。そのほか、最晩年の境地を描いた「自画像」など6点が一堂に会するレンブラントをはじめ、フランス・ハルス、ヴァン・ダイク、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)ら、17世紀オランダ・フランドル絵画を代表する世界の至宝の数々が堪能できる。
写真:ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 マウリッツハイス美術館蔵

王妃として華やかで優雅な宮廷生活を送りながらも、妻として母として悩み、最期はひとりの女性として毅然と散っていったマリー・アントワネット。その一生を貴重な作品でたどる。パリ市内カルナヴァレ博物館、ナポレオン財団のほか、彼女とゆかりのあるフランスの名門貴族が代々受け継いできた家宝を含む約120点を展示する。
写真:ヴィジェ・ルブラン《王妃マリー・アントワネット》1778年 81×65cm ブルトゥイユ城蔵 ©La Vie de MARIE-ANTOINETTE 2012-13

約1000年前、唐王朝が滅亡し中華世界が混沌を続ける中、モンゴル草原地帯に生まれた一大王朝が「契丹」。契丹文化の粋を集めた、美しい宝飾品、ガラス細工、陶磁器などの文化財を、契丹を生きた3人のプリンセスに焦点を当てて紹介。世界初公開50件、一級文物45件を含む、選りすぐりの作品127件から、知られざる契丹文化の全貌に迫る。
写真:「彩色木棺」内蒙古文物考古研究所蔵

ロシアのサンクトペテルブルクに位置し、ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿からなる建物と、300万点を超える所蔵作品とが見事な調和を織りなす、世界有数の美術館・エルミタージュ美術館。本展では同館の優れた所蔵品の中から、16世紀から20世紀における西洋美術の「顔」ともいうべき名作を、その世紀を象徴するキーワードを軸に紹介。なかでも、マティスの最高傑作の一つである《赤い部屋(赤のハーモニー)》、東京では実に約30年ぶりの展示となる。
写真:バルトロメオ・スケドーニ 《風景の中のクピド》16世紀末-17世紀初め ©Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

2012年1月に開館60年を迎えたブリヂストン美術館。これを機に、同館と石橋美術館が所蔵する絵画の代表作品を約100点に絞って一堂に集め、石橋財団コレクションの粋を楽しんでいただく特別展を開催。開館当初の石橋正二郎コレクションから始まり、60年間にわたって継続してきた収集活動の成果を11のテーマに分けて、題材別、ジャンル別に展示する。
写真:ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》 1904-06年頃

《鮭》や《花魁(おいらん)》、《山形市街図》を描いた画家として知られている、明治時代を代表する洋画家、高橋由一の全貌を紹介する展覧会。本展では、由一の代表作を網羅し、初期から晩年までの作品を一堂に紹介する。
写真:高橋由一 《鮭》 重要文化財 東京藝術大学 1877年頃

1971年生まれの大巻伸嗣は、空間を大胆に変容させ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ます美しいインスタレーション作品を制作している。本展では“光と影”をテーマに、3点のインスタレーションを発表。作品を通じて、彫刻表現の領域の拡大と彫刻における身体性、そして同時代美術の若々しい完成を感じていただく機会となるだろう。
写真:Liminal Air Space – Time 2012年 撮影:永禮 賢

日本では主にシュルレアリスムを代表する画家のひとりとして紹介されてきたマックス・エルンスト(1891~1976)。本展は、そうしたシュルレアリスムという枠を一旦外し、エルンストの作品を「フィギュア」と「風景」というモチーフから検証し直す。
写真: マックス・エルンストのポートレート 撮影:マン・レイ、1935年頃、ゼラチン・シルバー・プリント、28.2×22.2㎝、横浜美術館蔵

20世紀初頭に情感のある独特な風景画で人気を博したフランス人画家、アンリ・ル・シダネル(1862~1939)。約70点の作品により、ル・シダネルの画業を包括的に紹介。日本でまとまった形で紹介されるのは、今回が初めてとなる。
写真: 《青いテーブル〔ジェルブロワ〕》 1923年 ラーレン(オランダ)、シンガー美術館
Singer Laren, the Netherlands Photo © Singer Laren / Tom Haartsen, Amsterdam